わたしにもできること

世の中コロナで、毎日自粛生活ですね〜。
といっても、自粛前から自粛してるみたいな生活をしているので
私は変わらず元気です。
子どもたちはというと、こちらもそこそこ元気です。

先日、そんな子どもたちが、タイピングをやってみたいというので
予備のMac book Proを出してきまして、
タイピングの練習ができるようにしてみました。

6歳と8歳で、ローマ字も習ってないですから、
ローマ字表を見ながら頑張ってポチポチ入力しているわけです。
「お母さん〝ピ〟がわからない」
「お母さん、小さい〝つ〟がわからない」
と。

タイピングのゲーム的なものをやっているのですが、
うちの子たちにはまだ難しいんですよ。(←あたりまえ)
そうすると助けを求めてくるので、
ワタクシが颯爽と登場してポチポチいたしますと
ゲームは高得点。(←これもあたりまえ)

しっかし、そのときの子どもたちの顔!
見たこともないような尊敬のまなざしで私を見るんだな、コレが!

日頃、「お母さんって本当にテキトーな人」といわれ、
生活のいい加減さを指摘される毎日なので
このまなざしはとても新鮮。

自分でやってみるとそんなに簡単に打てないだろう〜!ガハハ!
と大人げなく上から目線で思ってしまい……。
先方はタイピングをはじめたばかりの6歳&8歳で、
こちらはタイピングして20年越えの40歳なわけで、
甚く反省しております。
バカか私は。

しかし私にも人並みにできることがあると
知ってもらえて良かったです。

なにしろ昼間に大声で歌いながら仕事をしていたら、
次女が申し訳なさそうに
「もうちょっと静かにしてもらえると嬉しいんだけど……」
とおずおず言われたばかりなので。
〝申し訳なさそう〟にというのが、
より一層恥ずかしいっていうね。

子どものほうが何倍もしっかりしてるんですよ。

あの日から変わってしまった僕たち

おお。これはもうラノベかと思うようなタイトル!ですが残念ながらどんぐり話でございます。

上の子が生まれて7年。この間にわたくしはせっせと毎年ドングリを拾いまくる秋を過ごしてきました。
こどもたちはとにかくドングリが好き。ドングリを愛してる。秋はドングリに人生捧げてるわけです。
幸運なことに、この長きにわたるどんぐり生活の間、私はどんぐり虫様を拝むことなく過ごしてきたのですが、残念ながら、とうとう!ついにやってきましたどんぐり虫様が我が家に!!

床に座っていた私の足元を歩く一匹の幼虫。あれ?と上を見上げると、私の背中めがけてどんぐり虫様が棚の上から袋を食いちぎって逃走中。一匹、二匹、三匹……。まだ一匹足りない……じゃなかった!
ギョエーーーーーー!!!!
おもわず叫んでしまいました……。

そんなわけで家にあったどんぐりにはサヨナラしましたが、問題は子どもが学校に持って行った大量のどんぐりですよ。聞けばどんぐりを使って飾り付けをしていると、出てくる出てくるどんぐり虫さまが。
あちらの席からもこちらの席からも!わー!どんぐり虫さまこんにちは!
(まあ皆が皆丁寧に処理してもってくるわけじゃないからね)

そのどんぐりを使って可愛いマラカスを作ってきたのですが、透明のコップを使ったんで、マラカスの中でどんぐり虫さまがやっぱりこんにちは!なのです。もう娘はパニック。持って帰って来たばかりのマラカスを「今すぐ捨てて!」「きっとコップを食い破ってでてくる!」「ゴミ袋からいっぱいでてくるよ〜!!!」と怯えきって近くに寄ることができません。

私が学校のどんぐりを心配していると、「あれを一人で持って帰ってくるの無理。ランドセルの中にいれたら、破ってでてくるし、学童で待ってる間も出てくるかもしれないし、ダメだー!!お母さん学校まで取りに来て!!!」
だそうで、来週は最重要ミッションどんぐり回収を遂行すべく、円滑に仕事をすすめないといけませんね、わたくしは。

特に長女はどんぐりに怯えすぎて、夜中に悪夢をみて目を覚ましていました。なんと三回も!いつもは寝付きのよい子なのに……
“どんぐりが枕の横にあって、幼虫がそこからわさわさ出てくる夢”だそうです。聞いているとつい笑ってしまうんだけど、本人にとっては深刻な悪夢なので、ひたすら慰めて寝かしつけました。やさしいな〜わたし!
しっかし私の睡眠まで奪うとはあなおそろしやどんぐり虫。

今までこの時期は毎週どんぐりさんたちと戯れまくっていたのに、きっともう二度と拾ってこないでしょう……。
さよならどんぐりさんたち。いままで本当にありがとう。私たちどんぐりからは卒業します。

いや〜。どんぐり虫様のおかげでこんなに子どものどんぐりモチベーションが下がってしまうとは思わなかったな〜。

るんちゃんからのメッセージ

前に使っていたのは、もう10年くらい前だっけかなー。

というわけで、久しぶりにルンバを新調しました。 

お久しぶりのルンバは、以前使用していたときとは比べものにならないほど進化しており(当たり前か!)
掃除も上手だし、段差も把握してくれるし、アプリから起動できるし!
なんか未来じゃーん。 

アプリをダウンロードすると、まあ色々設定するわけですが、そこでルンバに名前をつけるのですよ。
で、うちのルンバはるんちゃんになりました。
わーパチパチ。

以前母がラブラドールにラブという名前つけたことを適当すぎると非難しましたが、撤回いたします。ホントごめんなさい。 

さてさて、そんなわけでるんちゃんとの生活が始まりました。子どもたちは初めて見るお掃除ロボットに興奮し、 
「わー!るんちゃん動いている!」
「わー!るんちゃんこっちおいで!おいで!」
「わー!るんちゃんお利口だね!」 
と、まあ楽しそうです。

週末、子どもを習い事へ連れて行き、ルンバを起動させ、
つかの間の自由時間を堪能しようと近所のタリーズへ。
コーヒー買って、席について、雑誌でもだらだら読むかなー。うへへへー。
おお。素晴らしき週末! 

そこへ通知が届きました。 

「るんが助けを求めています」 

えええええー! 
何それ。助けってなに?どうなってんのるんちゃんは?? 
あー待って待って。でも、どうせただのエラーでしょ。 
私の貴重なコーヒータイム。席に着いたばかりですよ、旦那。 
でも助けを求めてるんですよ、るんちゃんが。 
助けってなによ! 
一人芝居を1、2分。

あまりに気になるので家へ帰りました。
るんちゃんは、ソファーの下に挟まって動けなくなっていたようです。 

やはり思ったとおり、ただのエラーでしたわ。
しっかし!
なんという恐ろしい通知! あな恐ろしや!

仮にも名前を付けてしまったモノが、助けを求めているといわれると、ただの掃除機でもなんとなく不憫に思ってしまうから不思議です。 

「エラー3 掃除を中止しました」

とかなら絶対見に帰らなかったのになー。
くーーーーやしい!
擬人化って恐ろしいわ。

いつかるんちゃんが壊れたら、私泣くのかしら?
いやいや、まさかね〜。